SEOってなんですか? 初級編③ SEO外部対策について

2017.08.01

SEO外部対策とは第三者からの評価を増やすこと

前回の記事「SEOってなんですか? 初級編② サイトの評価を高めよう」 にて、検索結果の順位を上げるには自社ホームページをGoogleに高く評価してもらうことが必要であると紹介させていただきました。

今回は、Googleから高い評価を得るためのSEO対策、いわゆる「外部対策」について簡単に紹介します。

 

みなさん、何か商品を買ったり初めてのお店を訪れる前には、知り合いに評判を聞いたり、インターネットで情報を調べたりしませんか?

たくさんの人がその商品について知っていたり、インターネット上でたくさんのブログやSNSでそのお店の評判が書かれていたら、「この商品(お店)は信用できる」と思いますよね。

 

当事者からの情報発信だけに頼るのではなく、多くの方が第三者からの評価(口コミ)を客観的な判断材料として信用し頼りにしています。

Googleもホームページを評価する際に、第三者からの評価を判断基準の一つとして利用しています。

 

外部からの評価=リンク

インターネット世界において、第三者(外部)からの評価とは、具体的に「リンクされていること」と考えることが出来ます。

「昨日はこのお店でランチ。自家製パスタが美味しかった!http://(お店のURL)」

と言ったようなブログがたくさん存在していれば、このお店は評判が高いお店だと判断することが出来ます。

ざっくりと説明すると、SEOの外部対策とは、このような口コミ(リンクを含む)を増やすこと、と考えて良いかもしれません。

 

見せかけの評価(サクラ)は絶対禁止

ここまで読むと、

「リンクを含んだ口コミを増やせばいいのなら、無料のブログをたくさん作って、そのブログの中でたくさんお店の感想記事を書いてあげればいいじゃない?」

と考える方もいらっしゃるかもしれません。

確かに一時期SEO対策の主流としてこの手法が流行したことがありましたが、その結果、検索エンジンの検索結果に口コミ評価だけが多く内容の薄い低品質なホームページが上位表示されるケースが増えてきたため、Googleが対策を行い、今では効果がないどころか、検索エンジンを騙す行為としてペナルティを課せられるケースもあります。

とはいっても、悪質だと判断されるのは専門業者が何百とブログを量産してそこからリンクを貼るようなケースであり、普段自分や友人がやっているブログで紹介する分には影響はありません。

あくまでも一般的に言われる「サクラ行為」のようなことをホームページでもやらなければよいのです。

 

外部リンク(被リンク)はどうやって増やせばよいの?

第三者のホームページからリンクを外部リンク、そしてリンクしてもらうことを被リンクと呼ばれています。

この「被リンク」を増やすにはどうしたら良いのでしょうか。

Googleからの評価を正しく受けるための外部リンクを増やすには、一般的には以下の手法が考えられています。

・取引先のホームページや所属団体のホームページに自社の紹介ページを作成してもらい、リンクも掲載してもらう
・ニュースサイト/情報サイトに自社サービスに関する特集記事を書いてもらう
・FacebookやTwitterなどで自社ホームページを紹介してもらう

リンクをしてもらう際には、ただURLを貼ってもらうのではなく、そのページがどれだけ有益であるかも紹介してもらうようにしましょう。

どんな人にとって役に立つ商品/サービスなのかをアピールすことで、ただリンクを張ってもらうのではなく、そこから実際に読者の方が訪問してみたくなるような記事を書いてもらうことが大切です。

またFacebookやTwitterに掲載されているリンクは、Googleは外部評価基準としては見ていないので、ここでのリンクが多いからと言って直接評価アップに繋がるわけではありません。

ですが、これらのSNSでより多くの人にホームページの存在を知ってもらうことで、間接的にブログ記事や情報サイトからのリンクが増えることを期待することが出来ます。

注:
Googleは明確なホームページ判断基準は公開していません。「このようなホームページを作ると良い」というガイドラインを示しているのみです。
詳しくはGoogleのこちらのページをご参照ください。「ウェブマスター向けガイドライン

 

秘訣は誰かの役に立つ情報を提供すること

外部リンク(被リンク)の獲得は、あまりそれだけに固執しないほうがよいでしょう。

それよりも自然と口コミが発生するような良質の記事を書くことを心がけたほうが、結果的には良い評価につながります。

「このホームページ、面白いこと書いてるな。Twitterでシェアしよ」

と思ってもらえることが一番です。

誰かに教えたくなる情報こそ、ユーザーが求めていることであり、たくさんの見込み客獲得に繋がる可能性があります。

このことはSEO外部対策と対になるSEO内部対策にも関係してきますので、また別の回にて詳しくご紹介いたします。